民主マニフェスト 参院定数「2割以上」削減へ
民主党は2日、夏の参院選マニフェスト(政権公約)に参院定数(242)の2割以上削減することを明記する方針を固めた。96ある比例代表定数をほぼ半減させる案が有力。衆院定数は先の衆院選マニフェストで示した定数80削減を踏襲する。
引用
民主党は「選挙制度の在り方に関する検討委員会」を設置し、意見の集約を進めている。鳩山由紀夫首相がマニフェスト策定に向け、政治改革で「率先垂範身を切る努力」を示すように指示したことを受け、前回参院選(平成19年)のマニフェストの「国会議員定数の1割以上削減」をさらに上積みさせた。
民主党はマニフェスト作成のために「国民生活」「成長・地域戦略」「地域主権・規制改革」の3研究会を設けて検討を続けている。国家公務員人件費2割削減などを盛り込むことも決まっており、各研究会で「公務員給与を減らす前に国会議員自らが血を流す必要がある」(衆院1回)と判断した。
参院には異論もあるが、民主党の高嶋良充筆頭副幹事長(参院幹事長)は4月6日、25年以降の適用を前提に参院選マニフェストへの定数削減数を明記する考えを表明した。
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厳しい社会状況の中で民間の企業は生き残りを懸けて、人員削減等、リストラが行われて必死に頑張っている。国会議員も世間の痛みを共有する事も大事で定数の削減には大賛成。
まあ少数政党は民意を削ると反対するだろう。比例定数の削減は、大政党が有利になり中小政党は不利にはたらき、民意を正確に議席に反映するという比例代表制の特徴が減少し、民意がゆがめられることになるかもしれない。
確かに議員が多ければ多様な民意が反映されることになる。しかし、議員自身が民意を把握することは十分可能で、反対に定数が多ければ地域の代表という意識が強くなってしまう。
地域の事は各自治体に任せないと地方分権も進まない。よく選挙で候補者の演説を聞くと「私がここの道路整備をした。私が・・・を作った」と平気で自慢をして話す現役の国会議員がいる。・・・
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